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スガツネ工業 BCT型 ボールキャッチの取り付け

壁面に埋め込む液晶ディスプレイBOXの扉にボールキャッチを取り付けました。

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スガツネ工業 BCT型 ボールキャッチの取り付け

壁面に埋め込んで液晶ディスプレイを取り付けるBOXを製作しました。液晶の画面だけが見えるように框組みの扉が付きます。

扉はピアノ丁番で取り付けてあります。閉じた状態を保持するために、ボールキャッチを取り付けました。

ボールキャッチとは

バネで押し出される2つのボールで受け座を挟み込むことによって扉やフタが閉じた状態を保持することができるキャッチです。バネの強さを変えることで保持力を調整できるものもあります。

受け座を挟み込むことで扉のずれを止めることができるので、マグネットキャッチよりもカッチリと扉を閉じることができます。

今回製作したような横に長くて大きい扉の場合は、扉を閉じた時に家具本体と扉が完全にツライチに納まることはほぼありません。お互いの直角のほんのわずかなズレでも、1~2ミリ扉が上下にずれてしまいます。また、扉の重量によって戸先が下がってしまう事が多いです。

マグネットキャッチではこのようなズレを矯正して扉を閉じることができないので、しっかり受け座を挟んで固定してくれるボールキャッチを使用します。

スガツネ工業 BCT型 ボールキャッチ

金物メーカースガツネ工業のボールキャッチです。いたってシンプルなタイプのボールキャッチです。

メスに対して正面からだけではなく・・・

横方向からでも使うことができます

サイズは長さ40(42.5),50,70の3種類があります。今回は真ん中のBCT-50を使用しました。

※スガツネのサイトに「キャッチ力は調節できません。すりわり部を回さないでください。」という記載がありました。

今までここを回して強さを調節していましたが、ほんとはダメだったのね。知らんかった・・・

取り付け

上下に1個ずつ取り付けました。

まずは家具本体に「メス」を取り付けます。受け座を挟んだ状態で位置を決めて固定します。

ビスは3.5x16の皿ビスを使用しました。丁番ドリルでビス穴のセンターに下穴をあけるとズレなく固定できます。

丁番ドリルでビス穴のセンターに下穴をあける
皿穴が切ってある丁番を固定する際、きっちりセンターにビスを留めないと丁番が動いてしまいます。こんなときは丁番ドリルの出番です。

上下に取り付けできました

扉を閉じて受け座の位置を決めます。今回は閉じた状態で覗き込んで鉛筆でマークできたので簡単に位置決めできました。

マークした位置に受け座を取り付けます。

ビス片方だけ固定して、位置の確認をしています。

位置バッチリだったので本締めして完成です。ズレなくカチっと閉じることができました。

おわり。