事務所のエアコンを清掃しました。最初は分解するつもりではありませんでしたが、あまりの汚さにシロッコファンを取り外すことになりました。
エアコンクリーニング シロッコファン取り外して清掃
注意:この記事にはエアコン内部のかなり汚い画像が含まれています。閲覧には十分ご注意ください。
12年前、工房を立ち上げた時に購入したエアコンです。当時お金が無くてリサイクルショップで中古品を買いました。
ナショナル(パナソニックちゃうで)製の「CS-22RCH-W」というモデルです。
フィルターやフィンの部分は毎年清掃していましたが、ルーバーの中のファンの部分は一度も清掃したことがありません。中をのぞいてみたらどえらいことになっていました。
12年間蓄積されたホコリとカビのハーモニー。こいつが高速で回転しながら心地よい風(とその他のモノ)を届けてくれていました。
というわけで12年前に購入したエアコン、初めてのシロッコファン清掃に挑戦してみました。
「カビッシュトレール エアコンファン洗浄剤」
準備したのはこれ。「カビッシュトレール エアコンファン洗浄剤」
ピンクの「洗浄液スプレー」のモコモコ泡で汚れを浮かせてから、ブルーの「すすぎ液スプレー」で汚れを洗い流します。液を回収するための両面テープ付きビニール袋も付属しています。
とりあえず前パネルとフィルターを取り外し、外装の部分も外してしまいました。
付属のビニール袋を両面テープで固定しました。
ピンクの「洗浄液スプレー」をファンの部分に吹き付けます。成分はこんな感じ。
吹き付けるとモコモコの泡になって汚れを浮かせます。
泡が流れてきたらブルーの「すすぎ液スプレー」で汚れを洗い流します。成分はエタノールだそうです。
シューっと吹き付けるとボタボタと汚れた液がビニール袋に流れていきますが・・・量が全然足りませんでした。
洗浄剤でなんとかなれば良いなーと期待していましたが、このようなヘビーな汚れの場合は無理なようです。
このままエアコンを稼働させるわけにもいかないので分解清掃することにしました。
ドレンパン取り外し
「どうせ古いエアコンなので元に戻せなくなったら買い替えよう」というノリで分解してみました。
まずはドレンパンと呼ばれる結露水の受け皿を取り外しました。
ルーバーを開閉するモーターや基盤などを取り外してから外せそうなネジや引っ掛かりをガチャガチャやっていたら偶然外せました。
正直どうやって外せたのかうまく説明できません。左のほうから手前にずらしてきて、最後にドレンホースをグニグニやって抜くことができました。
シロッコファン取り外し
シロッコファンとモーターの軸を固定しているネジを外します。ファンを回転させて羽根が一部空いている箇所を探します。そこから覗き込むと奥にネジが見えるのでドライバーを突っ込んで緩めます。
ファンの軸の左側は黒いフタのような部品で固定されていました。
熱交換器が邪魔だったのでネジを2本外して浮かせました。
お掃除
取り外した部品をシャワーとブラシで洗浄しました。
めちゃくちゃ綺麗になりました。
本体の方もできる範囲で拭き掃除しました。
ドレンホースの中に水をドバーっと入れてみたところ・・・
こんなヤツ(水アカ?)がいっぱい出てきました。
元に戻せるのか心配でしたがなんとか復旧できました。
コンセント繋いで電源オンで無事に動いてくれました。
感想
洗浄剤で中途半端に汚れを浮かせてしまったので仕方なく分解したのですが、結果としてかなり綺麗にエアコン内部を清掃することができました。気のせいかもしれませんが、風量や効き具合が良くなったように感じます。
奇跡的に壊さずに元に戻すことができましたが、正直素人がやる作業ではないなと感じました。2度とやりたくないですし、同じように復旧できる自信がありません。
次からはプロにお願いしよう・・・
おわり。