穴あき両面テープを使ったパネル固定方法を紹介します。
穴あき両面テープを使ってパネルの貼り付け
リノベ中の事務所の天井パネルを貼り付けた時に使用した穴あき両面テープについて解説します。
事務所リノベーション その7 天井を仕上げました
前回、壁面を白いペンキで仕上げた事務所です。今回は天井を仕上げました。
大手貼り用穴あき両面テープ WF003
接着剤メーカーのコニシが発売している両面テープです。
その名の通り穴があいた両面テープで、硬化するまで時間がかかる木工用ボンドなどの接着剤と併用して使います。
ボンドが硬化するまでの時間に材料が浮いたり動いたりするのを防ぐ仮止めの役割をし、使用用途としては仮釘(カリクギ)と同じです。
1巻20mで巾15mm、18mm、21mmの3種類あり、薄さは0.14mmです。
使い方
固定したい材料の裏にテープを貼り付けます。
剥離紙をはがす前に上からボンドを塗ります。
ヘラ等でボンドを均してから剥離紙をめくります。このようにテープとボンドの層が交互にできます。
ボンドが硬化するまでの間、テープが仮固定してくれます。ボンドが硬化してしまえばガッチリ固定されます。反りが強くて浮いてきそうな場合はテープの量を増やして調整します。
天井パネルを貼っているところ。
どんな時に使う?
薄い材料を壁面や天井に貼り付けたいときに便利です。
仮釘でも同じように固定できますが、薄くて面積のある材料の浮きを押さえるときに「点」で固定する仮釘ではたくさんの箇所に打ち込む必要があり大変です。
また仮釘の場合はボンド硬化後に釘を抜いてやる必要がありますが、今回の様に塗装で仕上がったパネルや化粧板などは抜いた穴の跡が気になるのであまり使いたくありません。
反対に、重い材料や厚みがあって反りが強い材料など、テープでは力不足な場面では仮釘でガッチリ固定した方が良いと思います。
おわり。