80ノアの荷室にG-Funを使って棚を作りました。
G-Funを使って荷室棚を製作 80ノア
子供が大きくなるにつれ、お出かけするときの荷物の量がすこしづつ増えてきました。
ミニバン全般に言える事ですが、ラゲッジスペースの上の方はほとんど使用することが無くて無駄な空間になっています。
80ノアは3列目シートを跳ね上げて折りたたむとかなりスリムになってあまり邪魔だとは感じません。せっかく上の方まで広い空間があるので積載能力をアップさせたいと思い「G-fun」でフレームを組んで2段棚を製作しました。
以前乗っていたC25セレナの時に使った部材を分解して保管してあったので、最低限の出費で済みました。
分解して再使用できるのもG-Funの良いところだと思います。
寸法取り
車両は80ノア前期の6人乗りです。2列目シートを外側ポジションにした状態で、後ろに下げてコツンと止まる位置で寸法取りをしました。
ノアの内装は曲線が多く、下の方と上の方・手前と奥で幅が異なっていて寸法を決めづらいです。ざっくりと寸法を測ってから木材で原寸大模型を作って無理のない寸法を探しました。
脚を立てる位置と、直角に立てた時に天板の位置に干渉する部分が無いように模型を作りました。
奥行きは980mm・幅1170mm・床からの有効高さ400mmに決めました。いっぱいいっぱいではありませんが、脱着時のクリアランスを考えて、無理のないサイズにしました。
フレームカット
決定した寸法に合わせてG-Funのフレームをカットします。
各辺の長さからジョイントパーツの寸法を引いた寸法にカットします。
最初に簡単な図面を書いておくと間違いが少ないと思います。
今回製作した参考図面です。脱着しやすいように左右2分割にしました。
図面通りの長さにフレームをカットしました。
今回使用した部材
GFunフレームN(28mm)
・脚=376.5mm×8本
・横=488mm×4本
・奥行き=883mm×4本
GFunアングルコネクタDX SGF-0017
・各コーナー×8個
GFunインナーキャップ SGF-0034
・脚端×8個
組み立て
組み立てはフレームにコネクタを差し込んで6角レンチで締めるだけです。特に難しいことはありませんでした。
インナーキャップはゴムかプラスチック製のハンマーで叩きこむと良いです。
天板の製作
セレナの時はベッドだったのでウレタン&レザー巻きで仕上げましたが、今回は荷物棚なので何も巻かずに木地のままにしました。
厚さ18mmのランバー合板を外寸サイズの585mm×980mmにカットしました。
裏面にズレ止めの桟を2本固定しました。
桟がフレームの内側に落ち込むようになっています。下から見上げるとこんな感じです。
完成
天板を乗せて完成しました。
子供のお出かけグッズをごちゃごちゃっと載せることが多いので、かなり積載性が向上しました。
自転車等の大きい荷物を積むときには邪魔になりますが、アルミ製で軽いので簡単に取り外せます。
アウトドアテーブルとしても使えそうです。夏のお出かけが楽しみになりました。
おわり。