マキタの充電式LEDワークライトの可動部分が固くなってしまったので修理しました。
マキタ 充電式LEDワークライト ML801修理
10年くらい前に買ったマキタの充電式LEDワークライトML801です。点灯させるとかなり明るくて電灯が未設置の現場では重宝します。最近は工房での製作メインであまり現場に出ていないので使用していませんでした。
以前から関節の部分が固くて動かす時にバキバキと音が出ていたのですが、今回久しぶりに使ってみると折りたたみ状態から展開することができなくなっていました。
無理やり曲げようとすると「バキッ」となんとか動きますが、ライトの部分が壊れてしまいそうな嫌な手ごたえです。とりあえず分解してみて固着原因を探ってみました。
まずは関節をカバーしている部分のネジを3本外して・・・
中はこんな風になっていました。なにやら削れた跡があります。
このポコポコの穴の部分に・・・
カバー側の出っ張りがハマってカチカチとノッチの役割を果たしているようです。この部品はバネで上下するように作られていますが、バネが強すぎてかなり強い力で押さないと引っ込みません。
経年劣化でバネが固くなるのか?と疑問もありますが、とにかくこの部分の当たりが強すぎるのでバキバキと音を立て相手側の樹脂を削りながら可動していたものと思われます。
バネを2巻きほどカットして様子を見てみます。
関節を挟み込んでいるカバーの向こう側も同じようにノッチ機構が付いているので加工したいのですが、配線が繋がっているので・・・
一度グリップの部分を分解して配線をずらして反対側のバネもカットしました。
元通り組み付けて完了。程良い力で可動するようになりました。
このライト、素の状態では直視できないほど眩しいです。作業中にライトが目に入るとチカチカして不快ですが、こちらのシェードを付けると光がマイルドになって作業がしやすいのでオススメです。
おわり。