仮想通貨暴落前の最天井ぼったくり値でRTX3070をジャンピングキャッチしたぞー!
せっかく買ったので少しでも効率よくマイニングできるように、AfterBurnerで最適値を探してみたいと思います。
RTX3070をAfterBurnerで設定
Nicehash MinerでGTX1660super×2枚で稼働していたマイニングPC。
2枚合わせて62MH/s前後で順調に稼働していました。「思ったより儲かるやん。グラボ追加してハッシュレート倍にしたろ・・・」とスケベ心を出してRTX3070を追加購入したタイミングで暴落が発生・・・。今は祭りのあとって感じですが、まだ赤字ではないので細々と続けていきたいと思います。
RTX3070ノーマル値
購入したのは「ZOTAC GAMING Geforce RTX3070 Twin Edge OC」というモデルです。
値を何もいじっていない状態で見てみましょう。
「Power Limit」を絞ってないので消費電力がハンパないですし、温度もぐんぐん上昇していきます。ハッシュレートは51MH/sでそこそこの値が出ています。
AfterBurnerで最適値探し
AfterBurnerで設定値を変更していきます。
1660superでは「Power Limit」限界まで下げ、「Core Clock」ちょい下げて消費電力を抑えつつ「Memory Clock」を上げていくと効率の良いポイントが見つかりました。
「Power Limit」限界まで下げてみる
49MH/s前後にさがってしまいました。消費電力は100W前後でかなり抑えることができています。この状態で「Memory Clock」を+1000くらいまで上げていってもハッシュレートは変わらずでした。
「Core Clock」下げて「Memory Clock」を+1000
「Core Clock」は大きくさげてもあまり変化がなさそうだったので「-500」で固定。
「Memory Clock」を+1000キープで「Power Limit」を少しづつ上げていって効率の良いポイントを探りました。
「Power Limit」51%くらいで一番バランスが良さそうです。もう少し上げても消費電力だけが上がっていきます。
これ以上を狙う場合は「Power Limit」と「Memory Clock」を同時に上げていけばハッシュレートは上がっていきますが、消費電力も同時に上昇していきます。
ZOTAC「GAMING Geforce RTX3070 Twin Edge OC」
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このあたりが一番効率よく稼働しているように感じました。
「Memory Clock」をもっと上げていけば60MH/sを超えていきますが、あまり過度なOCは温度も上昇しますし精神的によろしくないので程々にしておきます。
マイニング効率を示す値が「519KH/J」とかなり優秀なので1660super2枚よりも効率が良さそうです。簡易電力計によるマイニング中のシステム全体の消費電力は「170W」でした。1660super2枚の時の「217W」よりもかなり消費電力を抑えることができています。
まとめ:RTX3070はマイニングに適したGPUです
今回3070を使ってみて、かなり効率が良いとされている1660superよりもさらに効率が良いことがわかりました。RTX3080や3090は爆熱になるような記事を見かけます。私のように程々のリグでマイニングを楽しみたい者には3070が適しているように思います。
値段がもう少し下がれば嬉しいですね。
おわり。
マイニングおすすめアイテム
玄人志向 80Plus GOLD 1000W KRPW-GR1000W/90+
価格が安く、PCIeの8pin補助電源ケーブルが6本出ているので貧乏マイナーにはありがたい存在です。
電源連動ケーブル
2台の電源を同時に起動させるケーブルです。
PCIE3.0 ライザーケーブル
PCIe×16のスロットをそのまま延長できるケーブルです。ライザーカードのように電源の心配をしなくてよいので便利です。
Ver.009Sライザーカード
PCIe×1のスロットに接続できるのでグラボを複数使用するためには必須です。カード一枚につき電源が75W必要になります。
SATA×2→6ピン電源ケーブル
ライザーカード付属のSATA×1→6ピン変換ケーブルでは容量が不足して発熱・発火することがあるそうです。2本のSATA電源から給電することで容量不足を解消します。
フレーム
電源スイッチ
マザボむき出しで使用する際のスイッチです。上のフレームを買ったらおまけで付属してきましたが、無い場合は別途購入する必要があります。
簡易電力計