マイニングソフトに「NiceHash Quick Miner」を導入しました。インストールするとすぐにマイニングを始められる簡単仕様ですが、セキュリティソフトが邪魔しないように設定してやる必要があります。
NiceHash Quick Miner導入方法とセキュリティソフト対策
Afterburnerで制御できなかったグラボでマイニングしたくて導入した「NiceHash Quick Miner」。
簡単にマイニングを開始できて「NiceHash Miner」+「Afterburner」での制御よりも効率よくマイニングができています。
そんな簡単便利な「NiceHash Quick Miner」ですが、セキュリティソフトからは有害なソフトウェアと見なされて駆除されてしまいます。
今回はマカフィーが入った仕事用PCに「NiceHash Quick Miner」をインストールしてみて、無事にマイニングが開始されるまでの様子を紹介します。
ダウンロードできない
すでにNiceHashのアカウントを持っている状態でのインストール方法について紹介していきます。アカウントをお持ちでない方はこちらの記事を参考にしてください。
NiceHashのダッシュボードページ下部のDownload Centerから「NiceHash Quick Miner」のdownloadボタンをクリックします。
インストーラをダウンロードしますが、すぐにウイルスソフトが弾いてしまうので先に対処しておく必要があります。
私が使用しているPCにはマカフィーが入っているので、ダウンロードしてインストーラが展開される前に・・・
このように駆除されてしまいます。対策として・・・
マカフィーのメニュー右上の歯車マークをクリックして、リアルタイムスキャンを「無効」にしておきます。
「無効にする」を選択すると自動でリアルタイムスキャンを再開する時間を聞いてきます。とりあえず15分を選んでおきます。15分後に自動的にPC保護が再開されます。
インストール
リアルタイムスキャンを無効にしたので先ほどのインストーラをダウンロードして展開します。
(Windowsセキュリティーが反応する場合もあるようですが、今回はマカフィーの設定だけでOKでした。)
このように表示されるので「ダウンロードしてインストール」をクリックします。
*後でマカフィーのリアルタイムスキャンの除外設定をするので、インストールフォルダの場所を確認しておくとスムーズです。
めちゃくちゃ軽いサイズなのですぐにインストール終了します。「OK」を押すとすぐに起動します。
BTCアドレスを入力
このようなウインドウが立ち上がるので「BTCアドレスを入力してください。」のところにBTCアドレスをコピぺします。
BTCアドレスは、NiceHashのダッシュボードの「Mining」ページ左上にある・・・
「MINING ADDRESS」をクリック、
出てきたアドレスをコピーして先ほどの「BTCアドレスを入力してください。」のところにペーストして終了を押します。
マイニング開始
こんなウインドウと・・・
Excavatorという黒いウインドウが立ち上がって勝手にマイニングが始まります。
タスクバー内のニコちゃんマークを右クリックでマイニングの停止やオプションを選択できます。
除外ファイルの設定
無事にマイニングが始まって喜んでいると、マカフィーが息を吹き返します。
15分経ったのでリアルタイムスキャンが再開され、「excavator.exe」が隔離されてしまいました。先ほどの黒いウインドウを動かしているヤツです。
「ファイルの復元または削除」からファイルを復元し、除外ファイルに設定します。
マカフィーのリアルタイムスキャンのページ下部の「ファイルの追加」からスキャン時に除外するファイルを設定します。
インストール時に確認した場所(C:¥Nicehash QuickMiner)内にある「NiceHashQuickMiner.exe」と「excavator.exe」を追加します。
これでマカフィーに邪魔されずにマイニングを続けることができます。
感想
「NiceHash Quick Miner」導入方法とセキュリティソフト対策について紹介しました。
今回疑問に思ったのは、Windowsセキュリティが何も反応しなかったことです。「NiceHash Miner無印」の時はWindowsセキュリティの方も除外ファイルを設定したような、しなかったような・・・?まあ、無事に動いているので深く考えないようにします。
おわり。
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電源スイッチ
マザボむき出しで使用する際のスイッチです。上のフレームを買ったらおまけで付属してきましたが、無い場合は別途購入する必要があります。
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