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カウンター天板にソフトエッジ巻き パネフリ工業 ティーソフト

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カウンター天板にソフトエッジ巻き

ソフトエッジとは

テーブルやカウンター天板の木口に付けるやわらかい樹脂製のエッジ材です。安全性に優れ、小さなお子さんがいる家庭やショッピングモールのテーブル等に使われます。

ティーソフト


パネフリ工業の代表的なソフトエッジです。ソフトエッジといえばこれを選択します。ソフトエッジ仕上げのことを「パネフリ仕上げ」と言う設計士さんも多いです。

傘のような断面形状で、天板木口に溝を掘ってから脚の部分を打ち込んで使用します。

サイズは4種類で20、25、30、40mmの天板厚に対応しています。カラーは単色や木目、メタル調のものなど様々です。

パネフリ工業サイトへ

取り付け方法

今回は30mmのティーソフトを使用しました。カラーはメープルです。


まず、天板と同じ厚み(30mm)の木材に溝を掘って打ち込み具合を確認します。脚幅4.5mmに対して4mmくらいの溝幅が良いです。キツくても緩くてもダメです。

結構シビアなのでいきなり天板に溝を掘らずにここで確認します。打ち込むと傘の部分が少し広がるので打ち込み加減もチェックしておきます。


打ち込むとこんな感じになります。この溝を掘った木材は傾斜版でティーソフトを真っすぐカットするときに治具として活躍します。


天板に溝を掘ります。横溝カッターで掘りますが、手持ちのカッターの厚みが3mmなので2回に分けて掘らなければなりません。

 


打ち込んだところです。打ち込むのは結構コツがあって加減が難しいです。そのままでも外れませんが、ゼリー状瞬間接着材を点付けしてあります。

コーナーをトメ加工

基本的にソフトエッジ仕上げの場合、天板のコーナーはR加工します。ティーソフトの場合は50Rまでの曲げに対応しているのでかなり小さいコーナーをソフトエッジで巻くことができます。

今回はデザインの制約がありコーナーが直角の天板なのでソフトエッジをトメ加工しました。あまり推奨される仕上げ方法ではありませんが、出来なくはないです。


まずは治具に打ち込んだ状態で45度カットします。この状態でカットしないと正確にトメが合いません。


瞬間接着剤と細かいサンドペーパーで程よい感じに仕上げました。

おわり。