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ねじ込み式ダボを使用した可動棚

収納家具にねじ込み式のダボを使用して可動棚を取り付けました。

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ねじ込み式ダボを使用した可動棚

化粧板仕上げの収納家具の内部に可動棚を取り付けました。

可動棚の取り付け方法には様々な種類があり、当ブログでもいくつかの方法を紹介してきました。

チャンネルサポートを使用した可動棚
玄関の空きスペースに可動棚を取り付けました。 我が家の玄関です。下駄箱横のスペースの上の方に可動棚を取り付けたいと思い、製作しました。ロイヤルのチャンネルサポートASF-1ホワイトと木棚用ブラケットA-32/33です。
打ち込みダボ柱の取り付け ロイヤルGPSアルミ製ダボ柱
収納内部に可動棚用のダボ柱を取り付けました。今回はロイヤルGPSの指定です。
棚柱を使用した可動棚 LAMP ステンレス鋼製棚柱 SPE型
収納家具に可動棚を取り付けました。棚柱を使用して細かいピッチで高さを変更できるようにしました。

今回はシンプルで最もよく使われる「ねじ込み式」の棚ダボを使用しました。

ねじ込み式棚ダボ


写真左のメンダボと右のオンダボを組み合わせて使用します。

家具の側板に穴をあけメンダボを打ち込み、オンダボをねじ込んで棚板を受けます。メンダボを任意のピッチで複数打ち込むことで、棚板の高さを調整することができます。

ダボのサイズは直径9mmか12mmがよく使われます。

ビニールのチューブを被せてガラス棚を受ける時もあります。

メンダボ取り付け

今回は9mmのダボを使用しました。


穴あけにはこのようなダボ錐を使用します。サイズはダボと同じ9mmです。


ダボの位置をマーキングするのに、このような治具を作りました。

ダボ穴をを一気にあける機械もあるようですが、特注家具の場合は毎回ダボのピッチや棚板の枚数が変わるので手作業で穴をあけていきます。


穴あけが終わりました。


玄能の凸面でメンダボを打ち込んでいきます。


打ち込み終わりました。このあと背板を取り付けて家具を仕上げました。

ダボじゃくり


仕上がったのでオンダボをねじ込んで、棚板を置いてみました。

この状態だと使用中に棚板が前に滑ってしまうので、ダボの部分を掘り込みます。これをダボじゃくりといいます。


ルーターテーブルに12mmのU字ビットをセットしてダボじゃくり加工します。


ダボじゃくり加工がおわり、棚板がズレなくなりました。


棚板2枚のシンプルな収納家具が完成しました。収納する物の大きさに合わせて棚板の高さを調整することができます。

おわり。