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横切り盤メンテナンス 石津製作所 ISC-1300

2020年ラストの仕事も無事に納品が終わりました。

コロナによって経済的には大ダメージですが、大きな失敗やケガなどがなかったので良い一年だったと考えることにしましょう。

一年間頑張ってくれた横切り盤の清掃とグリスアップをしました。


石津製作所のISC-1300というモデルを使用しています。


上から覗くと粉が積もっています。

定盤を外せば内部の清掃やメンテナンスが簡単にできますが、すごく重いので一人でやる気にはなりません。

横の点検口からチマチマと掃除していきます。


ここからエアーで吹いたり、集塵機のホースを突っ込んだり・・・


下から掻き出して吸い込みます。

定盤を外さないとアクセスできない部分は・・・


ノコ刃を45℃に傾斜させるとこのように上側も清掃できるようになります。

赤丸の部分に主軸のグリスを入れるフタがあります。


フタにグリスを盛ってねじ込むタイプです。コイツもパネルソーと同じようにニップルつけてグリスガンで入れるようにしたいですが、準備してなかったのでまた次回にしておきます。

パネルソーグリスアップ グリスガン用ニップル追加
先日のモーターベアリング交換で絶好調の田中パネルソー。 機械屋さんから「スライドメタルロッドのグリスアップ全然してないでしょ?田中のメタルは強いし高精度だけど、たまにはグリス入れてね」と言われてしまいました。 たしかに、記憶にあるだけで3回しかグリス入れた事ないです・・・だって、グリス入れにくいんだもん。


ハンドルの付け根には注油口があるので機械油を入れておきました。


スライドテーブルのレール部分は木くずがローラーに圧縮されて貼り付いています。スクレーパーで削ると気持ち良いです。

清掃後はレールやローラーにシリコンスプレーを吹いておくとテーブルの動きがめちゃくちゃスムーズになります。ただし、スプレーすることでゴミが付着しやすくなるのでこまめな清掃が必要です。


テーブルを支えているローラー部分もゴミが噛んでいることがあるので清掃してシリコンスプレーを吹いておきました。


定盤やスライドテーブルの表面は軽く錆を落として5-56をすり込んでおきました。

加工する材料に油分がついてしまうと塗装を弾いてしまうのであまりよくないように思いますが、錆びるのも困るので難しいところです。


一通り清掃して動きもスムーズになりました。新しい年も頑張ってもらいます。

おわり。