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G-Funを使った車中泊ベッド製作 フレーム編 C25セレナ

前回2列目シートを撤去したC25セレナです。

C25セレナ 2列目シート取り外し
前回3列目の跳ね上げシートを取り外したC25セレナです。今回は2列目のシートを取り外してみました。

撤去したのはいいのですが、床のレールに残った邪魔なブラケットがどうしても我慢できませんでした。

さらに「2列目はあった方がいいんじゃない?」という嫁さんの言葉に後押しされてシートを元に戻しました。

そこで今回は2列目を付けたままでフラットな荷室を確保するためにベッドを製作することにしました。

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G-Funを使った車中泊ベッド製作 フレーム編

ベッドのフレームは、特殊な形状のアルミパイプと各種コネクタによって組み立てできる「G-Fun」を使用しました。

当初はイレクターを使おうと思いホームセンターに買いに行きましたが、隣に売っていたG-Funのほうが面白そうだったのでこちらで作ることにしました。

G-Funとは

アルミパイプとコネクタの組み合わせで様々な形を作ることができるシステムです。

パイプには特殊な「段」がついており、コネクタの爪が掴むことによってガッチリとジョイントすることが可能です。

多様なコネクタ、アクセサリとパイプとの組み合わせで思い通りの形を作ることができます。


パイプ径28mm「G-Fun N」のパイプ断面です。4方向にジョイントのための段が付いています。


コネクタの爪は6角レンチでボルトを締めることでガッチリとパイプの段を掴みます。

どこで買える?

私はたまたま行ったカーマホームセンターで購入しました。全国のDCM系列のホームセンターで取り扱っているようです。

G-Fun公式オンラインストア、その他ネットショッピングサイトでも購入できます。

サイズ決め


C25セレナの2列目を倒した状態です。(3列目は取り外してあります)

なるべくシートギリギリの高さで制作してベッド上の空間を大きく取りたいと思います。

荷室の後ろ1/3くらいは床下収納のフタになっていて強度が心配なので、脚を立てる位置はなるべく端っこの方にした方が安心です。

フレームは左右2分割で取り外しできるようにしました。

長さ

ホームセンターに売っていた一番長いパイプが1900mmだったので、必然的に長さ方向の寸法が決まってしまいました。

・パイプ1900mm+アングルコネクタDX(SGF-0017)48.5mm×2=1997mm

これが今回作るフレームの全長になります。

横幅は2台同じ物を左右対称に作って分割できるようにしました。

・パイプ480mm+アングルコネクタDX(SGF-0017)48.5mm×2=577mm

全体の幅は

・577mm+ダブルコネクタP15(SGF-0008)15mm+577mm=1169mm

となります。

高さ

ドア側の長手パイプが倒したシートの上にしっかり乗るように高さを決めました。

・アングルコネクタDX(SGF-0017)48.5mm+パイプ360mm+インナーキャップ(SGF-0034)3mm=411.5mm

製作

パイプのカットが主な作業になります。

組み立てはコネクタを6角レンチで締めこむだけなのでめちゃくちゃ簡単です。


カットはバンドソーを使用しました。卓上丸ノコでも簡単に切れると思います。カット面は多少のバリが出るので目の細かいヤスリで面取りしました。

カットする道具を持っていない場合は公式オンラインストアでオーダーカットしたものを購入できるようです。

G-Funのアルミフレーム DIYでのカットについて考える
G-Funを100%楽しむために、カットサービスに頼らずにアルミのフレームをDIYでカットする方法についてまとめてみました。


アングルコネクタDX(SGF-0017)を使って縦、横、高さのパイプをジョイントします。


フレームの大枠が完成しました。


マルチコネクタインナー(SGF-0007)を使って長手方向のパイプの中間に補強の脚を取り付けました。

ここで問題発生・・・

各コーナーに取り付けたアングルコネクタDXマルチコネクタインナーとでは取り付けるパイプに対する距離が異なっています。

角っこの脚と中間の補強脚を同じ長さでカットしてしまったので・・・


約4mm短くなってしまいました。アングルコネクタDXだけが他のコネクタと距離が異なっているようなので注意が必要です。(なぜかコイツだけ使う6角レンチのサイズも違う・・・)


振れ止めとしてポイントコネクタ(SGF-0012)を取り付けました。無しでも良さそうでしたが、これが入るとガチっと安定します。


クロスコネクタ(SGF-0011)で開き止めのパイプを取り付けました。


長手方向のパイプが開かないように橋渡しをしました。


マルチコネクタインナー(SGF-0007)アングルコネクタインナー(SGF-0010)を使ってスライドドア側の補強脚を付けました。

この部分は床のカバーが高くなっていたので脚の長さを他より5mm短くしました。


完成しました。組み立てめちゃくちゃ楽しいです。


ダブルコネクタP15(SGF-0008)で左右を連結します。前後、中間で3個使用しました。


車載するとこんな感じです。アルミ製で軽いので使わない時は簡単に取り外せます。

図面

今回製作したフレームの図面です。(ナナメのポイントコネクタ書くの忘れました)

使った部材

・フレームN(SGF-0001) 1900mm×8、1000×1

アングルコネクタDX(SGF-0017) ×8

ポイントコネクタ(SGF-0012) ×16

マルチコネクタインナー(SGF-0007) ×4

クロスコネクタ(SGF-0011) ×4

・アングルコネクタインナー(SGF-0010) ×2

・ダブルコネクタP15(SGF-0008) ×3

・インナーキャップ(SGF-0034) ×16

かかった費用はだいたい20000円くらいでした。コーナーを補強するポイントコネクタ(SGF-0012)をケチればもう少し安くできそうです。

天板編に続きます。

車中泊ベッド製作 天板編 C25セレナ 
G-Funで組んだベッドフレームの上に乗せる天板を作っていきたいと思います。