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Vレールと戸車を使った引き違い戸 キャビネット製作 その1 ミゾ加工

お客様からのご依頼で引き違い戸キャビネットを製作しました。

化粧品店の壁面収納として使用されます。

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ミゾ加工

地板 Vレールのミゾ加工


地板にレール用のミゾを掘ります。キャビネット前面から10ミリバックして1枚目の戸。4ミリクリアランスを開けて2枚目の戸が納まるようにミゾ加工します。


ルーターに9ミリのビットを付けます。ガイドと深さを調整します。

戸のセンターに9ミリ幅のレールが来るようにガイドを調整。

レールの頭が少し出るくらいが美しいと思うので、8.5ミリくらいの深さにします。


「マキタの電子ルータRP2301FC」を愛用しています。ストッパーとネジで深さの微調整がしやすいです。電子制御で回転し始めがスムーズ、パワーもあります。


2本加工できました。


こんな感じでVレールがはまります。

天板のミゾ加工


戸上部の10ミリの出っ張りがスムーズに動くように天板に11ミリ幅のミゾを掘ります。

ケンドン式(一度上に持ち上げて下に落とす)でキャビネットに戸をはめるので10ミリより深く掘ります。

地板のVレールは戸のセンターにミゾ加工しましたが、天板は戸前面からミゾが始まります。


地板、天板の加工が終わりました。


たったこれだけのミゾ加工ですが、床には削りくずが積もっています。

ここまで加工できたら各板の長さを寸法通りにカットして箱組みします。

つづく・・・

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Vレールと戸車を使った引き違い戸 キャビネット製作 その2 戸の加工
化粧版を使ったフラッシュ構造(芯材で枠を作ってベニヤ板等でサンドイッチした構造)の戸なので、あらかじめ戸車の位置にすき間を作っておきます。