「飛行機に乗りたい!」と4歳の娘が言い出したので「よーし、乗るだけだぞー(飛ぶとは言ってない)」と中部国際空港セントレア内にある「FLIGHT OF DREAMS」に出かけました。
前情報として私が知っていたのは「実物の飛行機が飾ってある」くらいの事でしたので、正直あまり期待せずに(すみません・・)出かけました。
結論として子供連れなら超おすすめ、大人も十分楽しめる施設でした。
FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)とは
FLIGHT OF DREAMSは中部国際空港セントレア内に2018年10月12日(金)にオープンしたテーマパークです。
ボーイング787初号機の展示を中心に、ボーイングの故郷シアトルのグルメや雑貨が楽しめるショッピングエリア「シアトルテラス」と、展示や体験を通じて飛行機の事を学べるエリア「フライトパーク」の2つのエリアで構成されています。
シアトルテラス
入場無料のエリアです。
ボーイングの故郷、シアトルをテーマとしたエリア。飛行機を眺めながらシアトルの人気グルメやショッピングが楽しめます。
私たちが訪れたのは9月の3連休の中日でした。やはりかなりの人出で食べ物屋さんの前には列ができていました。
THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BARという長い名前のお店に入りました。店員さん(たぶんアメリカの人)が「ウェルカムトゥ ザ パイク!」と言っていたので「パイク」って呼びたいと思います。
パイクはシアトルの老舗クラフトビール醸造所「THE PIKE BREWING(パイク醸造所)」に併設されている「THE PIKE PUB」が日本に初出店した、クラフトビールとアメリカン料理のお店です。数種類のクラフトビールの飲み比べができるのでビール好きの方は車で行ってはいけません。
直径がバカでかいハンバーガーと高さがハンパない多段バーガーがウリのようでしたがとても食べ切れなさそうだったのでヤメときました。
「クラムチャウダーがパンに入ったヤツ」とピザ、フライドポテト等を頼みました。どれもボリュームたっぷり、お腹いっぱいになりました。
お子様ランチは飛行機のプレートで娘はテンション上がってました。
シアトルテラスには他にもカフェや軽食、スイーツ、雑貨などのお店があり、歩いているだけで楽しくなる空間でした。
フライトパーク
有料エリア 大人(中学生以上)1,200円 子ども(3歳〜小学6年生)800円 3歳未満 無料
「チームラボ」による9つの体験型デジタルコンテンツで構成されるエリアです。コンテンツによっては事前に整理券を受け取ってから指定の開始時間に入場できるようになっていました。人気コンテンツは整理券配布時間にかなりの行列ができていました。
フライ ウィズ 787 ドリームライナー
ボーイング787の機体と会場全体を使った音と光のプロジェクションマッピングのショーです。1Fのフロアーで光に包まれながらショーの一部になって体験することもできますが、整理券を入手して4階の観覧エリアから見ると建物全体が映像と一体化して機体と一緒に飛んでいるような感覚になりました。無料エリアのシアトルテラスからでも食事をしながら楽しめます。
ボーイングファクトリー
壁とステージのモニターでボーイング社の工場にいるような体験ができます。部品が組み立てられ機体が出来上がっていく過程を美しい映像で楽しみながら学ぶことができました。
並びや整理券は要らず、そのまま入ることができました。
奏でる!紙ヒコーキ場
紙ヒコーキを折って光のゲートの中に飛ばすコンテンツです。紙ヒコーキが光に触れると光の色が変化し電子音が鳴ります。遠くまで飛ばすとたくさん変化が楽しめるので子供達が夢中になって何度も列に並んで挑戦していました。
何種類かの紙ヒコーキの折り方が書いてあり、折り方や投げ方でそれぞれ飛び方が違います。子供達は考え、工夫しながらより遠くへ飛ばす事を学んでいるようでした。
シンプルですが素晴らしいコンテンツだと思いました。
お絵かきヒコーキ
飛行機の塗り絵をスキャンして立体映像化し、ドームの中を飛び回る自分の飛行機を専用タブレットで操縦できるコンテンツです。
塗って・・
スキャンしてもらうと・・・
自分の飛行機が映像化されドームの中へ離陸していきます。
タブレットを傾けて自分の飛行機を操縦します。
かなりの行列ができていましたが子供達は色塗りから夢中で楽しんでいました。
エアラインスタジオ
キャビンアテンダントの服を着て航空会社の仕事を体験できるコンテンツです。架空の世界に入り込み、飛行機の中での仕事を体験します。
人気コンテンツのようで、残念ながら時間切れで入れませんでした。整理券配布の段階ですごい行列ができていて定員オーバーでした。
ZA001コックピット
展示してあるボーイング787初号機のコックピットを実際に見学することができます。少し並びましたが、整理券なしで見学できました。超かっこいいですが見るだけで座ることはできません。
ここで「飛行機に乗る」という娘との約束は守りました。
歩いて集める飛行機図鑑
展示されている機体のまわりを歩きながら、スマートフォンアプリを使って飛行機のパーツを探し787図鑑を完成させるコンテンツです。
このコンテンツ、存在に気づいてませんでした。なんか皆さんスマホ見ながらポケモンGOみたいなのやってるなーと思っていました・・残念です。
シアトル航空博物館ワークショップ
博物館「シアトル航空博物館」のSTEM教育プログラムを体験できるワークショップです。工作や実験を通して航空についての知識を楽しく学びます。
このコンテンツも存在に気付きませんでした・・やってたのかな?受付制ということで、人気コンテンツのようですね。
787シミュレーター
別料金、事前予約制(運営者:ラグジュアリーフライト)。時間によって1080円~23760円までのコースがあるようです。
フライトパークは子供連れでとても満足できる内容でした。4歳の娘が同じくらいの年代の子供たちと夢中で楽しみながら学んでいる姿を見れたことはとても素晴らしかったです。
また、実際の飛行機を間近で見れる事やプロジェクションマッピングのショーは大人も十分楽しめます。
今回体験できなかったコンテンツも次回訪れた際には参加したいと思います。
アクセス
電車 名鉄名古屋本線「中部国際空港駅」立体駐車場P1連絡通路を第2ターミナル方面
駅を出てすぐの空港本体から連絡通路をかなりの距離(5分以上)歩きます。
車 りんくうICから2分 P1駐車場の1番奥A棟またはP3で駐車すると近いです。
私は今回車で行きP3に駐車できました。連休で混んでいましたが空港本体からは一番遠いので意外と空きがありました。
料金は1時間ごとに300円、5000円の買い物で2時間無料
裏技でイオン常滑に駐車して無料シャトルバスでセントレアに行く方法もあるようです。
まとめ
娘の一言からの思いつきで事前情報ほとんどなしで行ってきました。空港本体の展望デッキで飛行機の離着陸が見れましたし(ここでも娘は大興奮)フライト・オブ・ドリームズでの体験型コンテンツも素晴らしく、結果として私も嫁さんも楽しめました。
4歳の長女、1歳の次女を連れて行きましたが授乳室、多目的トイレ(広くて綺麗でした)もあり家族全員で充実した1日を過ごすことができました。
時間があれば周辺エリアのショッピングモールや常滑焼「やきもの散歩道」なども行ってみたかったです。
愛知県国際展示場や第二ターミナルがオープンしたセントレア。周辺はまだまだこれからも発展していきそうで楽しみです。
おわり。