先日のモーターベアリング交換で絶好調の田中パネルソー。
パネルソーから異音 モーターベアリングがお亡くなりになりました
工房立ち上げ時に中古で買った田中のパネルソーです。昨年くらいから回転時「ゴー」音が出ていたのですが、だんだん酷くなってきていました。グリスアップでなんとかしようと思いましたが、主軸の辺りにグリスやオイルの注入口が見当たりません。機械屋さんに電話で聞いてみると、
機械屋さんから「スライドメタルロッドのグリスアップ全然してないでしょ?田中のメタルは強いし高精度だけど、たまにはグリス入れてね」と言われてしまいました。
たしかに、記憶にあるだけで3回しかグリス入れた事ないです・・・だって、グリス入れにくいんだもん。
田中パネルソーのグリスアップ
パネルソーを裏から見たところです。2本のロッドに沿って丸ノコのモーターユニットが上下に駆動します。ロッドの摩耗を防止するためにモーターユニットのガイドの筒にグリスを入れてやります。
黄○のフタからグリスを入れて筒の中をグリスで満タンにします。上の赤矢印の小さい穴からグリスがあふれてきたら筒の中がいっぱいになったサインです。
たぶんこんな感じの構造なんでしょう。結構たくさんグリスが入ると思いますが・・・
なぜ今までグリスアップをサボッっていたかというと・・・
グリスの注入方式がこのタイプだからです。
フタにグリスを盛ってネジネジネジ・・・グリスを盛ってネジネジネジ・・・
めっちゃ時間かかるし、全然入っていかないし。なので今まで一度も上の穴からグリスが出てきた事はありません。
以前勤めていた工場の田中パネルソーはグリスガンで入れていた記憶があるのですが、ウチのにはニップルが見当たりません。
グリースガン用のニップルを追加
そこで、コイツを用意しまして・・・
フタに穴あけてタップ切り。シールテープを巻いてニップルを取り付けました。
グリスガンでスコスコスコ・・・めっちゃ入ります。ほとんどカラッポだったようで、片側で400gのチューブグリス1本使いきりました。
右上の穴からあふれてくるかと思いきや、少し下に小さい穴が隠れていました。ニュルニュル・・・キモイです。
グリスでお腹いっぱいのパネルソー。満足そうです。
おわり。