10年前のノートパソコン「acer aspire5741」。windows10にしてメモリを4G→8Gに増やしましたがもっさりとした動作が気になります。今回は内臓HDDをSSDに交換してみました。
acer aspire5741のHDDをSSDに交換
外付け状態でSSDをフォーマット
用意したSSDはシリコンパワーというメーカーの512GBのものです。今回もどれを選べばよいのか全くわからないのでとりあえず値段が安くて程よいレビューの物を買いました。
PCの中身をそのままそっくりコピーするために外付けのUSB→SATA変換アダプタも準備しました。
USBポートに変換アダプタを使ってSSDを接続します。
フォーマットの方法はいろいろなサイトで詳しく紹介されているので省略します。とりあえず「MBR(マスター ブート レコード)」という形式で初期化しました。
HDDのクローン作製 失敗→チェックディスクで成功
SSDのフォーマットが完了しPCに認識されたらHDDの中身をそっくりSSDにコピーします。
「EaseUS Todo Backup Free」というフリーソフトを使用しました。
メニューから「クローン」を選択します。「ソース」にHDD「ターゲット」にSSD、「SSDに最適化」にチェックを入れてコピーを開始します。
スムーズに移行できても数時間かかるということでしたが、私の場合は50パーセントくらいで止まってしまい一晩置いても進まない状態で、何回かやり直しても同じ結果でした。
コピー元のHDDにエラーや不良セクタがあるとクローン作製がうまくいかない場合があるようです。
「ディスクのクリーンアップ」「ドライブのエラーチェック」をやってもダメで、最終的にコマンドプロンプトで「チェックディスク」を実行して不良セクタを修復したらうまくいきました。
2021.5.9追記 最新の「EaseUS Todo Backup 」無料版ではディスクのクローンが作れなくなっているようです。クローンディスクを作成するには有料版の購入が必要です。 代替策として、HDD/SSDメーカーが無料配布しているクローン作成ソフト「Acronis True Image」等を使うことをお勧めします。 「Acronis True Image」を使ったクローン作成方法はコチラ↓ 古いデスクトップパソコン HDDをSSDに交換 Acronis True Image WD Edition オークションで購入した中古のデスクトップパソコンのHDDをSSDに交換しました。「EaseUS Todo Backup 」の最新の無料版ではクローンの作成ができなくなってしまったようなので、「Acronis True Image WD Edition」を使ってクローンディスクを作成しました。
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HDDをSSDに換装
なんとかHDDの中身をSSDにコピーできたので両者を入れ替えます。
安全のためバッテリーを外し、カバーのネジを外します。パカっと開けた左側にあるのがHDDです。HDDを固定しているネジはカバーと共締めされているのでカバーを外した時点でHDDのネジも外れています。
HDDを横にスライドするスペースがあります。HDDのケースに透明のベロが付いているのでそれを左に引っ張ると・・・
HDDを取り外すことができました。
金属製ケースのサイドにあるネジを4本外して・・・
クローン化したSSDに移設します。
元のHDDがあった位置に差し込んでカバーを締めたら完了です。
ドキドキしながら電源を入れて、無事にwindowsが立ち上がったのでOKです。取り外したHDDは何かあった時のために保存しておきます。
SSD換装の効果は?
とにかく電源オンからの立ち上がりが早いです。これだけでもやった価値がありました。全体的な動作もスムーズになりこのブログの作成も以前よりストレスなく進んでいきます。
とりあえずこの状態であと5年くらい頑張ってみようと思います。
おわり。