DG63T スクラムトラックの静音化
DG63T スクラムトラックを中古で買って一番最初に驚いたのは車内に響くエンジン音です。ケツの下にエンジンがあるキャリィ・スクラムの宿命でしょうが、ちょっとうるさすぎました。
そこで購入してすぐに車内の静音化に取り組みました。
※過去の作業なので途中の画像はありません。
DIY施工箇所
床や背面、エンジン回りの鉄板部分にはレジェトレックス+オトナシートで制振、静音化。
ドア内部も同じように制振材を貼ってから開口部分にアルミテープを貼ってあります。
床ビニールカーペットの下にダイケン遮音シートとチップウレタン。天井はレジェトレックス+アルミレジャーマットを入れて遮熱してあります。
タイヤハウスカバーはエブリィワゴン用の加工流用です。付いているというよりは置いてある感じです・・・。カバー内部もチップウレタンを入れてあります。
背面のパネルは背中からの熱対策でアルミレジャーマットと遮音シートにカーペットを巻いた物をくっつけてあります。
ここまでやっても乗用車に比べたら全然うるさいですが、こういうのは自己満足の世界なので・・・。
背面パネルの作り方
背面パネルの作り方を紹介します。
使ったのは薄手のパンチカーペットとアルミレジャーマットです。
カーペットは裏にビニールのコーティングがされています。たまたまリサイクルショップにロールで売っていた物で正式名称がわかりませんが、このコーティングのおかげで接着剤の付きが良いです。
レジャーマットは遮熱効果が高くて加工が簡単です。
試しにこんな形のパネルを作ってみます。
レジャーマットの利点はハサミで簡単に切れる事と、やわらかいのである程度の型取りで何となく納まってくれることです。
これをベニヤ板なんかで作ろうとすると型取りもシビアになりますし、微調整するのに切るのも削るのも大変です。
折り返しの分を考えて、カットしたレジャーマットより大きめにカーペットを切ります。
貼り付ける面にスプレーガンで速乾ボンドを吹き付けて貼り合わせます。
レジャーマットの裏面の端っこ部分にも速乾ボンドを吹いておきます。折り返したときに重なって邪魔になりそうな部分に切れ込みを入れます。
折り返して完成です。元がやわらかいので適当に巻き込んでいくと丸っこく馴染んでしまいます。フェイクレザーを巻いても良さそうですね。私は裏面にさらにダイケン遮音シートを貼ってあります。
車両には両面テープでくっつけています。(たまにベロンとはがれてきます・・・)
おわり。