工房のサッシ窓に網戸を取り付けました。大き目サイズの網戸をカットしてサイズを合わせることができました。
サイズの大きい網戸を切り詰めてリユース
以前から工房の窓に網戸が欲しいと考えていました。夏場は開けっ放しにするので、蚊はもちろんカナブンやハチなどのデカい虫が飛び込んでくるのがとても嫌でした。
築40年以上の古い倉庫ですが、入居時に防犯性の高いアルミサッシに交換してもらってあります。
この一番外側のレールに網戸が付けれそうな感じですが大きさが微妙なので既製品の後付け網戸では合うサイズが見つかりませんでした。川口技研の「OK組立アミド」ならサイズカットして取り付けできるようですが、結構なお値段なので手を出せずにいました。
たまたまヤフオクを眺めていたところアウトレット品の網戸が格安で複数出品されており、しかも引き取りにいける距離の出品者(ストア)だったので落札しました。
アウトレット網戸購入
同じサイズを3枚購入し、引き取ってきました。出品していたのはアウトレット建材屋さんで、アウトレットのフローリング材などもたくさん扱っていてなかなか楽しいお店でした。
LIXILのプローゼという網戸でした。サイズはH1650×W1150くらいです。
下から見たところです。矢印の薄い部分がレールに引っ掛かる部分だと思われます。
ここに引っ掛けたい。サッシ戸から6mmくらいスペースがあるのでうまく取り付けできそうです。
分解してみる
とりあえず網をおさえているゴムを外して撤去。
四隅にネジで固定されているだけのようなので取り外してみました。
この樹脂のパーツの役割はわかりませんが、無くさないようにしないと・・・
このように4本の部材に分解できました。
カットして加工
サッシのサイズは高さが内寸で975mmです。ケンドン式ではまるようにしたいので現物当ててみて計算した結果、縦枠は968mmにカットしました。
幅はサッシ戸と同じ940mmに合わせました。縦枠が重なってくる部分が23mmでしたので横枠は917mmにカットしました。
アルミなのでスライド丸ノコで簡単にカットできました。金ノコでも簡単に切れると思います。
アルミのカットについて↓
カットしたら左のように枠が重なる部分を切り欠く必要があります。この作業がなかなか大変でした。
マルチツールで加工しようとしましたが刃先が暴れてうまくいきませんでした。小さなレシプロソーとかがあればいいのかな?プロのサッシ屋さんはどういう道具で加工しているのか気になります。
安全性も考慮して手作業で挑みました。
細かいところはヤスリでシコシコ・・・
押さえゴムが通るミゾも加工します。
細かくて難しい・・・
ネジ穴もドリルで加工しました。
樹脂パーツをはめて組み上がりました。
カットした側の戸車も移植しようと思いましたが、大変そうだったので諦めました。
網張って取り付け
最初に外した網とゴムを再利用しました。ピーンと均等に張るのって難しいですね。
取り付けて完成。戸車が片側しかないので多少スムーズさは失われていますが、何度も開閉するわけではないのでOKです。
網がヨレて波打っていて気になります。とりあえず虫の侵入は防いでくれることでしょう。
感想
DIYで網戸をカットしてリユースしました。
切り欠きの加工で手間取りましたが、時間をかければ手加工でもなんとかなりました。(同じの3枚あったのでめちゃくちゃ大変でしたが・・・)
「時間はたっぷりあるけど、お金はかけたくない」という方はチャレンジしてみてください。
おわり。