長さが7mオーバーの長い棚板を製作しました。3分割で制作してボルトでジョイントできるように加工しました。
ボルトを使ったジョイント
長さ7500mm×奥行き250mmの細長い棚板を製作しました。搬入の都合で3枚に分割して製作しました。
化粧板仕上げの棚板ですが、仕上げてしまう前に連結部分の加工をします。
以前紹介したカウンター天板用の金物も便利ですが、今回は見えなくなってしまう部分なので普通のボルトで連結しました。
カウンター天板やパネルを連結したい ITALIANA 締結金具
ITALIANA 締結金具で2枚のパネルを繋いでみました。
今回使用したのはM8サイズのボルトとワッシャー、アジャスター用のベースです。
爪付きのアジャスターベースはナットの代わりに使用します。普通のナットでもOKですが、締め付ける時にボルトとナットの両方をスパナで固定する必要があります。
爪付きアジャスターベースは芯材に喰い込んで回転しなくなるので現場での施工が楽チンになります。
ボルトを穴に通して・・・
反対側にアジャスターベースをこの向きに差し込みます。
ボルトを締めこんでいくと爪が食い込んでくれます。
3枚連結できました。
とても長いです。ジョイント部分の段差を処理してから仕上げ材を貼ります。
ポリエステル化粧板とメラミンで仕上げました。
連結部分はあとから現場でフタをします。上の方に付く棚なのでフタの部分は見えなくなります。
完成しました。いったん分解して現場に搬入し、連結して納品となります。
おわり。