自宅トイレのレバーが壊れてプラプラになってしまったので修理しました。
トイレのレバーが壊れたので修理しました TOTO SH341BA
建売り住宅を購入してから8年ほど経過しました。そろそろいろんな所にガタが出始める時期です。
少し前から、トイレで水が勝手に流れだす現象が起こり始めました。誰もいない時に突然トイレを流す音が聞こえるので夜間などはかなり恐怖てす。
実際は「トイレを流す音」ではなくて「タンクに水を補充する音」でした。よく見ないと気付かない程度の少量の水が便座内にちょろちょろと流れていて、タンクの水がある程度減ったタイミングで水が補充されることが原因でした。
この「ちょろちょろ流れ」はもう一度レバーを操作して水を流すと治るので、なんとなく騙し騙し使用していました。
トイレのレバーが壊れた
この日も、誰もいないトイレで水が流れる音が聞こえたので確認しにいくと・・・
レバーがプラプラになっています。なんとか操作して水を流すことはできますが、不安定で今にも外れてしまいそうです。
なぜこんな状態になるまで気づかなかったのかというと、問題のトイレは1階のトイレ、私が主に使うのは2階のトイレなのです。「お父さんは2階のトイレ使う事(臭いから)」というルールがあるので、1階のトイレの異変に気づくことができないのです。
嫁さんに確認すると「結構前からあんな感じだよ」との事でした・・・
とりあえず開けてみる
問題のタンクはTOTOの「SH341BA」というモデルです。
とりあえずフタを開けてみて、レバーの壊れ具合と交換可能なものなのかどうか見てみます。
まずは止水栓を回して水を止めます。中央のネジ部をマイナスドライバーで時計回りに締めこみます。
我が家の便座は自動でフタが開くタイプで、作業中に勝手に開いてきてウザイのでコンセントも抜きました。
フタを開けたところです。内側に樹脂のカバーがあって、なにやら複雑な構造になっております。
浮き球とチェーンが入っているタンクを想像していたので、ちょっとビビってしまいました。とりあえず半透明のカバーを外したい・・・
半透明カバーは黒い樹脂の内タンクにツメで被せてある感じでした。結構キツめにハマっていましたが、端から少しづつ外していくと外すことができました。
半透明カバーを外したところです。どういう仕組みで水を流したり止めたりするのか、さっぱりわかりません。最近のトイレって全部こうなの?
問題のレバーですが、折れている感じではなさそうです。白い樹脂製のナットが緩んでいてかなり遊びができています。
遊びができているために、シャフトの先のユニバーサルジョイントがコキコキと動いてしまって折れているような感触になっていました。
このジョイントの先には水を流す弁に繋がっているボールチェーンが取り付けられています。
レバーの取り付け部にガタがあったためにシャフトが少しだけ垂れ下がったようになっていました。シャフトが下がった分だけほんの少しですが、ボールチェーンが引っ張られたような状態になっており、このせいで「ちょろちょろ流れ」が発生していたのではないかと考えられます。
レバー取り付け部のナットをしっかり締めこんだところ、当然ですがレバーのガタはなくなりました。また、シャフトの位置が正常に戻ったので、レバー位置がニュートラルの時にはボールチェーンにテンションがかからなくなりました。
まとめ
トイレのレバー修理の様子をお伝えしました。修理というかフタを開けてナットを締めこんだだけでした。
レバーの交換や、「ちょろちょろ流れ」についてはパッキンの交換も覚悟していたので正直拍子抜けしてしまいましたが、かなり複雑な構造のタンクだったのでこの程度で済んでよかったです。
トイレのレバーがガタガタになってもナットが緩んでいるだけの場合もあるのでとりあえずフタをあけて状態をチェックしてみると良いと思いました。
おわり。