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[DIY]自作ランプチェンジャーとセードキャッチャーで高さ5mの水銀灯交換

工房の天井についている水銀灯をLEDのものに交換しました。

6mまで伸びる2段はしごに登って交換しようと考えていましたが、かなり怖かったのでランプチェンジャーを自作して交換しました。

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自作ランプチェンジャーで水銀灯交換

工房を立ち上げた時に電気屋さんにつけてもらった水銀灯です。

点灯させるとかなり明るくて夜間はとても助かるのですが、電気代がかなりかかるらしいのであまり活用していません。夏場は虫が集まってくるのもマイナスポイントです。

安定器が内蔵されている「バラストレス水銀灯」タイプの水銀灯であれば、器具はそのままで電球だけをLEDに交換できるということです。今使っている水銀灯がどういったタイプの物なのかわからないので、とりあえず電球を外してみることにしました。

高さ5m

水銀灯が吊ってある高さは床からおよそ5mです。業者さんに頼むと高所作業車などで安全を確保して交換してもらえるようですが、予算的に厳しいのでなんとか自分で取り外し・交換したいところです。

ちなみに私は高いところが苦手です・・・

所有している2連はしごはMAXで5.95mまで伸ばすことができます。3.5~4mくらいの位置に防犯ライトを取り付けるために購入したはしごですが、ここまでの高さまで登ったことはありません。

MAX伸ばして梁の部分にかけることができました。

試しに軽く登ってみましたが、横揺れがはげしくてとても上まで登れる気がしませんでした。

そこで、9尺の脚立と組み合わせてクランプで固定してみました。

これで結構安定したのですが、登っていくとやっぱり怖い。8号目くらいまで登ったところで脚がすくんで手汗びっしょりになって動けなくなってしまい、はしごでの作業は断念しました。

ランプチェンジャー自作

はしごでの交換を諦めて、市販のランプチェンジャーを買おうと考えましたが・・・

なかなかのお値段です。適合するヘッドも別で購入しなければなりません。

このタイプのヘッドが適合すると思うのですが、廃版になっているようです。

仕方ないので自作します。

100均のメガホンで自作されている方のブログを見つけたので参考にしたのですが、メガホンの直径ではうちの電球には小さすぎるようです。ホームセンターをウロウロしながら代替品を探してコイツに辿り着きました。

ハンドルをパチンとやってボールを飛ばしてキャッチするヤツです。最大径が180mmくらいあります。この部分を利用して、うまくいきそうな感じがします。

本当は伸縮する棒を使った方がよいとは思ったのですが、4mのボイド管があったのでとりあえずそれでやってみることにしました。

簡易的に、タイラップで固定してみました。

届いたー。下から見ていると電球の直径は150mmくらいかな?と思っていましたが、カゴの直径とほぼ同じサイズの180mmのようです。

キャッチ性能を高めるために、もう一個のかごを加工してくっつけました。(電球にはめこみにくくなってしまったので、後で横の部分をカットしました。最終的に電球は両面テープでくっついていたので、意味なかったかもしれません・・・)

セードキャッチャー自作

ランプ自体をキャッチするのはなんとかなりそうですが、器具がチェーンで吊ってあるので電球を回転させて外そうとすると、同時に本体も回ってしまいます。

セード(シェード)の部分を固定してやる必要があります。「セードキャッチャー」というものが市販されていますが、コイツも高価で手が出せません。

リサイクルショップで壊れかけのアルミ3脚を買ってきました。

頭の部分を外して、ドリルで穴をあけました。

3900mmの長さの芯材(家具を作るときの下地用木材)にネジで固定しました。

いける、いけるぞ・・・

脚を開閉する時に上下に移動する部分のネジをフリーにしておいて、ロープをかけておきます。ロープを引っ張ると脚が閉じるようになりました。

手元の部分にネジを止めておいてロープにテンションをかけた状態で巻き付けて固定できるようにしました。

セードのフチに脚の出っ張りが引っ掛かります。見えにくいですが、市販のカーペット滑り止めを小さく切って接着してあります。

イケそうな気がするー。

電球取り外し

いよいよ取り外しにかかります。

ランプチェンジャーの内部にパネル用の両面テープを貼って電球をしっかり掴めるようにしました。

何度か失敗しながら、何とか電球を外すことができました。

セードをしっかり掴むためにはセードキャッチャーの棒がセードの中心の真下にある必要があります。そのためランプチェンジャーを少しナナメから入れなければならないので、電球を回転させるのが難しかったです。市販品はそのあたりも上手く考えて作ってあるようです。

3脚の脚の長さを1本だけ少し短くなるよう調整してセードキャッチャーの棒が少しナナメにオフセットするように工夫しました。あまりナナメにするとセードを掴む力が上手く伝わらなくなってしまうので難しかったです。

こんな感じで取り外しできました。1人で作業していたので、セードキャッチャーにテンションをかけるために下に脚立とウマを置いてクランプで固定しています。

ランプチェンジャーの棒が伸縮式ではないので、棒を横に倒しながら電球を下に置きました。ギリギリ両面テープでくっついていたので落とさずに済みました。

LEDランプに交換

取り外したランプを確認したところ「東芝ライテック BHRF110V500W/T チョークレス水銀ランプ 蛍光反射形」だということがわかりました。

500Wって電子レンジと同じくらいですね。1度だけ消し忘れて朝までつけっぱなしだったことがありますが、今はとても反省しています。

「チョークレス」とありますので、安定器が内蔵されている「バラストレス」と同じ意味です。器具はそのままで電球のみLEDランプに交換できることがわかりました。

国産のものは高いので、中華製で。ハズレだった時のリスクを考えて、なるべく安い物を選びました。

届いた商品はこちらです。「PAR56-LED」が商品名なのかな?青っぽい光は苦手なので、昼白色を選択しました。

水銀灯と比較。直径は160mmです。

カバーが外せたので中を見てみました。小さなチップがたくさん並べてあります。

ランプキャッチャーに滑り止めを噛ませて、器具に取り付けました。両面テープだとくっついて剥がせないのでこのようにしました。

点灯しました。右がLEDで左が水銀灯です。LEDの方がやや明るいように感じます。これで消費電力70Wということなので驚きです。

3つある水銀灯のうち、真ん中1個の交換で工房内がかなり明るくなりました。

水銀灯の下で写真を撮影すると緑っぽく写ってしまいますが、LEDは実際見えている色に近い感じで撮影できます。

安い中華LEDですが、今のところ不点灯やチラつきはないので大丈夫そうです。耐久性は未知数ですが、この値段と70Wという省エネにしてこの明るさなのでとても満足しています。

交換費用をケチるためにDIYでなんとか交換することができました。市販のキャッチャーを買っても、業者さんに頼んでも、どちらも数万円かかるようなのでDIYで上手くいって良かったです。

おわり。