G-Funで組んだベッドのフレームです。車両はC25セレナで3列目のシートは外してあります。
今回は上に乗せる天板を作っていきたいと思います。
車中泊ベッド製作 天板編
車中泊ベッドと言っていますが、このセレナは元々は仕事車として手に入れたものです。
本業で製作した家具や材料なども運搬することがあると思いますので、ある程度しっかりとした天板を製作しました。
板のカット
ベースとなる板は18mm厚のランバー合板、レイアウトはフレームと同じ左右2分割としました。
分割を多くした方が脱着や持ち運びが楽になりますが、強度を持たせるためにあえて長手方向は1枚の板で作りました。
パネルソーで4×8サイズのランバーを2枚、長さ2000mm×幅660mmにカットしました。
荷室の後ろの方の複雑なところは段ボールで微調整しながら型を作って・・・
ジグソーでカットしました。
車両に乗せて確認します。レザーを巻き込む予定なので2~3mmずつクリアランスができるようにしました。
クッションを板の側面にも巻き込む場合はその厚み分も考慮して大きめに逃げておく必要があります。
18mmの厚みがあるのでそのままでも人が寝るには十分な強度がありますが、前述のように重い物を運搬する可能性があるので30mm角の木材をボンドとビスで固定してさらに強度を高めました。
クッション貼り
自宅のキッズスペースで使っていたマットがあったので再利用しました。
お互いの貼り付ける面に速乾スプレーを噴いて・・・
貼り付けてからカッターで余分なところをカットしました。
この後一度レザーを巻いてみたのですが、購入したフェイクレザーが思ったよりも薄手でマットのジョイント部分が目立ってしまったので・・・
マットの上からパンチカーペットを貼り付けることになってしまいました。あまりにも安いフェイクレザーは薄くてダメですね…
レザー巻き
購入したフェイクレザーです。薄手でストレッチがかなり効いていて正直巻きにくかったです。
↓以前キッズスペースの時に使ったレザーの方がしっかりしていて良かったです。
裏返したレザーの上に天板を置いて・・・
タッカーで留めていきます。かなり伸びる素材だったので引っ張り加減が難しかったです。
全体のバランスを見ながらある程度間隔をあけて留めていって、最後に細かく留めていくと良いと思います。
角っこの処理が難しいですが裏側なのでテキトーに・・・
型取りした部分のシワが気になりますがなんとか巻くことができました。
完成
いい感じに納まりました。
このレザー素材、静電気が起こりやすくて表面を手でこすってから金属を触るとバチっとなります。ホコリも付きやすいし、ベッド用としてはオススメしません。
板の裏に補強した角材2本は、フレームの間に入る位置に固定してあるのでズレ止めとしても作用します。
フレーム中間を横につないでいる「開き止めパイプ」を下につけた理由は、この補強角材を避けるためです。
G-Funフレームの車中泊ベッド完成しました。
レザーがイマイチ気に入っていませんが、見た感じは悪くないと思います。
暖かくなってコロナが終息したら、釣りにでも行こうかな。
おわり。