自宅で子供たちが使っているテーブルにメラミン化粧板を貼ってリメイクしました。
使用したのはアイカ工業の抗菌・抗ウイルス性能を持つメラミン化粧板「ウイルテクト」です。
アイカ「ウイルテクト」を使ってテーブル天板リメイク
リメイクと言っても天板の表面にメラミンを貼っただけですが・・・
円形の折りたたみ座卓です。この上でおやつを食べたりお絵かきをしています。落書きと傷だらけで汚いです。
天板はMDF(中密度繊維板)に木目のプリント加工、全体にクリア塗装が施されています。MDFベースなので堅いものをぶつけたときの打ち傷がたくさんあります。
アイカ「ウイルテクト」
ウイルテクトはメラミン化粧板の高い物性に、抗ウイルス性能を付加した建材です。傷に強く、耐薬品性、耐汚染性に優れているのできれいにお使いいただけます。万一の拭き残しや、清掃後にウイルスの付着する場合などでも、ウイルテクトを使うことで、製品上の特定ウイルスの数を減少させます。
引用元:アイカ ウイルテクト商品情報
メラミン化粧板は傷や薬品に強く汚れた場合の清掃も容易なため、収納家具やテーブル天板などに幅広く使用されています。このメラミン化粧板に抗ウイルス性能を持たせたものが「アイカ ウイルテクト」です。
医療・介護施設や育児・教育施設、我が家のような小さい子供が居る家庭にはとても心強い建材だと思います。
リメイク作業
まず天板の表面をサンダーで削り、細かい傷をつけて接着剤の食いつきを良くします。塗装の足付けと同じ工程です。
こちらが「アイカ ウイルテクト」です。普通のメラミンと見た目の違いはありません。
裏面には「YK-6000K」という見慣れない品番が・・・「YK」が抗ウイルスの証です。
ちなみに表面は「K-6000KN」と同じエンボス仕上げです。
天板表面とメラミンの裏面に速乾ボンドを吹き付けて貼り合わせます。天板の直径が600mmですのでメラミンを少し大きめの610mm角にカットしてあります。
しっかりと圧着したら目地払いビットを付けたトリマーで余分なメラミンを落とします。
元の天板のエッジ形状が特殊なためストレートの目地払いビットではこのような削り残しができます。
メラミンの端を面取り処理したいのですがこの形状ではベアリング付きビットを使用することができません。
6Rのボーズ面取りビットとT定規を組み合わせて、天板エッジの一番出っ張った部分にT定規が当たった時にきれいに刃のRが当たるように調整します。
こんな感じに削ってからサンドペーパーで仕上げました。このままではMDFの素地が出てしまっているので・・・
削った部分だけクリア塗装でコーティングしました。
メラミンの保護シートをはがして完成です。
普通の見た目のテーブルですが、子供たちを細菌やウイルスから守ってくれる頼もしいヤツに生まれ変わりました。
おわり。
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